GWの前半は千葉工業大学の課外授業が納島を舞台に繰り広げられていました。
授業の名前はその名も「フィッシングクラス」
釣り未経験、島未経験、田舎未経験のシティボーイズたちがやってきて
島の漁師さん、農家さん、料理人たちと交流しながら人として成長するというプログラムでした。

かなりハードなスケジュールでしたが
生徒たちは色んな初めてを面白がりながらチャレンジしてくれていました。
最後には「納島、小値賀で経験したことは全て”生きる”っていうことだったと思うんです」と話してくれました。(語彙力すばらしいな!)
確かに、自分の体の一部になるものを自分の手で生み出す一次産業に触れる経験は、あらゆる教育の中でも本当に大切だと感じています。

私自身、納島に来てから農業に関わらせてもらい、少しずつ自分でも野菜を作るようになりました。
収穫のときの感動や、採れたもので料理の幅が広がっていく面白さには、いつも心を動かされます。
だからこそ、「私も大学生の頃にもっと土や磯に触れられていたら…」と、心の底から思います。

今後もこの課外授業は続いていく予定。
一次産業は天候に大きく左右されるため、体験の受け入れを企画する側としては、前日まで気が休まりません、、
それでも、農家さんや漁師さんと協力しながら、もっと学びのある場をつくっていきたいと
今回の経験を経て改めて思いました。
今後も模索を続けながら、できることを色んな方々の協力と共に少しずつ形にしていきたいと思います。
