2020年11月6日
この日の作業は、ずっと寝かせていた砂漆喰を1日かけて塗る作業です。
大工のブレットさんもお手伝いしてくださり、壁の半分まで塗ることができました。
砂漆喰は、ボコボコになっている壁を出来るだけ平らにするための下処理段階です。
砂漆喰で、土台をキレイにし、その上に砂も何も混ぜていない漆喰だけのもの(仕上げ漆喰)を塗っていきます。
<必要な道具>
・漆喰を載せる板(その辺にある板に取手をつけたもので構いません)
・コテ(漆喰を塗る用の道具)
※初心者は小さい方が塗りやすいです
・手袋(必要な人のみ)
・要らない板か段ボールなど(少し硬めがおすすめ)
これは、家の床を守るためのものです。笑
慣れていないと、とにかく床に漆喰が落ちまくります。
コテに乗せることすら難しいです。
なので、汚す自信がある方は、必ず敷いてください。
・バケツに水を貯める
これは、随時コテを洗うためのものです。
コテはずっと使っていると漆喰がまとわりつきます。得に初心者は!!笑
それを所々で洗ってあげることで、時間が経って固まった漆喰に水分が含まれ、滑らかになります。
滑らかになると、漆喰が塗りやすくなるのでとても大切な作業になります。
<手順>
①まず、寝かした砂漆喰を滑らかになるまで混ぜます。
②次に板に必要な分だけの漆喰を乗せていきます。
(初心者の方は、乗せすぎ注意。)
③板にのせた漆喰を自分のコテで取って壁に大胆に塗っていきます。
<塗る時のポイント>
慣れてきたら、たくさんの漆喰をコテ一面に乗せ、思いっきり壁にくっつける。
コテを少し斜めにし、勢いよく伸ばしていきます。
表面を整えるのは、ある程度、壁に漆喰をつけられてからになるので、まずは漆喰を土壁に乗せるイメージで、たくさんつけていきましょう。
と簡単に説明はしているものの。
驚くほど難しい。
初めて、左官をしましたが、平らな土台を作っているのか、凸凹の壁を新たに製造しているのか分からないくらいでした。
なかなか平にならない、コテ(塗るときに使用する道具)の使い方が悪く、漆喰がくっつかず地面に落ちる、コテに漆喰がくっついて壁に上手く塗れない。
私は、ベテランの大工さんがいてくださったおかげでキレイに仕上げてもらえましたが、ほんっとうに大変です。
漆喰も地味に重いし、腕が痛くなるし、、、、
なので、初心者の方はいきなり広い範囲をやるのではなく、狭い範囲で練習してみてください!
<動画を挿入予定>