9月の頭は落花生の収穫〜茹でピー作りまでの体験を行いました。
このイベントは
幻の落花生とも呼ばれるほど美味しい納島落花生の作り手が
高齢化に伴い3軒しかいなくなっているという現状のお話と、
そして約半年間、様々な工程を経て店頭に並ぶまでの
一部の生産過程を体験し、出来立てを味わって頂くことで、
五感を使って落花生を知り、考えるきっかけを作りたい。という企画です。
初回は小値賀のご家族と
壱岐島からわざわざこのイベントのために日帰りで来てくださった方となりました。
まずNOUSHIMAHOUSEに集合してから
用意しておいた資料を元に納島落花生の現状のお話をしました。
スタートからシビアなお話になりますが、
みんなで一緒に考える。体験する。上で一番大切です。
そして概要を理解して頂いた上で早速落花生畑に移動し、収穫開始!
長い間雨が降らなかったので地面がカチカチ
引っこ抜くだけで一苦労です。
土の中に入っている落花生の実が千切れないように
丁寧に丁寧に掘っていきます。
収穫の間も、一つ一つの実の色や形の違いをよく観察し、
大変暑い日でしたが土に触れて癒されていました。
40分ほどみんなで一生懸命掘ったら
ちょうど大鍋いっぱい分採れました。
宿に戻ってしっかり水で洗います。
ここで土が残ってしまうと
茹で上げた時の風味が土の味になってしまいます。
子どもたちが水浸しになりながらしっかりと泥を落としてくれました。
(つづく)