今年も年に一度の野焼きの季節がやって参りました。
野焼き作業は風がない日を狙わねばならず、
風が吹き曝していることがデフォルトの納島では
なかなかタイミングを決めることが難しいです。
この日は午前中のみピタッと風が止んでおり、
「今だ!」と急遽決まったにも関わらず
今年もありがたいことに小値賀本土から助っ人に来て頂いて
安全にやり遂げられました。
まずは貯水しておいた雨水で
車一台分が通れる道まで燃え盛らないように
しっかり水をかけていきます。

それが終わり次第、少しずつガスバーナーを使って草に火をつけていきます。
2月はほとんど全ての草が乾燥しており、かなり燃えやすくなっています。
ガスバーナーで火をつけると
あっという間に火柱が走って、顔があっっっつい!

熱い熱いといいながら野っ原中に火をつけていきました。
灰も舞うので全身灰だらけ。
終わった頃には顔が灰色になっています。笑

ただ海を背景に野っ原が燃え盛る景色はほんとうに圧巻で、美しいです。
何度みてもカメラのシャッターが止まらなくなります。

全て火が回れば次は鎮火作業。
トラックで野っ原中を走り回り、煙や火の粉が残っている位置をくまなく探します。
みんなで大きなホースを一緒に操りながら
びしゃびしゃになりながら(めっちゃ寒かった)
休む暇もなく、午前中を丸々使ってやり切りました!
来年も開催予定ですので、
小値賀に立ち寄る機会がある方は
ぜひ生で見に来てください。
ボランティアも大歓迎です!