納島×アート  #3

「一旦休憩しましょう」

「乾かしたいから外にキャンバス出しておこう」

とふたりが大きなキャンバスを外に運び、天日干しします。

お昼ご飯を食べ終え、ふと見ると

「変色していっている、、!」

これが感光剤の特徴なんです、、!

なんだかとてもサイケデリックな、複雑な色合いにキャンバスが生まれ変わっていました。

「この上から水かけたらどうなるかな〜」と楽しそうに水をかけるおふたり

するとまた生まれ変わります!

愛染した後水で晒してバサーっと空気に触れさせた時のような

爽やかな藍色になりました!

すごい!生き物みたい!

この作品の中に、納島の太陽も加わりました。

事前に私の方から「納島の自然をテーマに」とぼやぁッとしたオーダーをしていたのですが、

太陽とか木とか海とかを「描く」んじゃなくて「用いる」という手法が

流石だなぁとほくほくしながら観察していました。

その後も創作は続き、ふたりはどんどん没頭していき、

最終的には筆を奪い取り、強制終了しました。

(最終便に間に合わないと帰れなくなるので笑)

個人的にはまずはこの過程など、何も知らないまま見て欲しいのですが、

その後、このレポートを読んだ上でまた見ると

作品の見え方が違って面白いだろうなぁと感じます。

細胞分裂していく生き物のような作品で、

当日のおふたりの「納島の記憶」がしっかりと投影されています。

ぜひ生で見にきて下さいね〜!

(事前連絡頂けると助かります!)

この記事を書いた人

ぐちゃん

出身地:大阪府富田林市
好きな食べ物:なんでもよく食べますが、納島に移住してからは「つきたてのお餅」の虜です。

マイブームは草刈りと焚き火です!