「一旦休憩しましょう」
「乾かしたいから外にキャンバス出しておこう」
とふたりが大きなキャンバスを外に運び、天日干しします。
お昼ご飯を食べ終え、ふと見ると
「変色していっている、、!」
これが感光剤の特徴なんです、、!
なんだかとてもサイケデリックな、複雑な色合いにキャンバスが生まれ変わっていました。
「この上から水かけたらどうなるかな〜」と楽しそうに水をかけるおふたり
するとまた生まれ変わります!
愛染した後水で晒してバサーっと空気に触れさせた時のような
爽やかな藍色になりました!
すごい!生き物みたい!
この作品の中に、納島の太陽も加わりました。
事前に私の方から「納島の自然をテーマに」とぼやぁッとしたオーダーをしていたのですが、
太陽とか木とか海とかを「描く」んじゃなくて「用いる」という手法が
流石だなぁとほくほくしながら観察していました。
その後も創作は続き、ふたりはどんどん没頭していき、
最終的には筆を奪い取り、強制終了しました。
(最終便に間に合わないと帰れなくなるので笑)
個人的にはまずはこの過程など、何も知らないまま見て欲しいのですが、
その後、このレポートを読んだ上でまた見ると
作品の見え方が違って面白いだろうなぁと感じます。
細胞分裂していく生き物のような作品で、
当日のおふたりの「納島の記憶」がしっかりと投影されています。
ぜひ生で見にきて下さいね〜!
(事前連絡頂けると助かります!)