わたしの納島 3

みなさま、こんにちは!こんばんは!

さあ、もう「とどしかね!という女」からは卒業できたと言っても過言ではないのでは?

納島から山口がお届けしております。

「わたしの納島」と題して、

納島生活も早半年の私目線から、納島の魅力を書き綴っています。

今回は第3回目。

もはやネタ切れを起こしております。

魅力がもうないから書けないということではなくてですね、

本当に、普通に暮らしているから分かんなくなっちゃうんですよね。

いいことも、そうでないことも、みんな当たり前になっていきます。

人口18名、商店も自販機もない2次離島での暮らしが

「当たり前」になる日がくるなんて、全く想像していませんでした。

動物の適応能力ってすごいですね。

さあ気を取り直して、一生懸命考えます。

このままではまた「とどしかね!という女」にあっという間に戻ってしまいます。

そうですねぇ。

あ、「お母さんたちが可愛くて優しい」はどうでしょうか。

これを書くとまるで

「お父さんたちは可愛くないし、優しくない」

みたいに受け取られるかもしれませんが、、

そんなことはありません。

ただ、お母さんたちが本当に可愛いし、優しいのです。

納島のお母さんたちは、

10代、20代のかなり若い年齢で納島に嫁いできた方がほとんど。

子育ても、家事も、農業も、島の行事ごとも。

マルチプレーヤーとしての大活躍を知らない土地で突然求められ、

それを何くそと堪えて気合いと根性で乗り越えてきたのです。

こういった話をお母さんたちの口から直接聞くたびに、

「あー今の時代に生まれてよかった、、色々あるけど、、」と心底思います。

でも、すごくないですか。

それだけ自分の心と体を投げやって、この島のため、この島で暮らす家族のため、と

普通だったら心が荒み、他人に思わずきつく当たってしまいそうな環境下でも

我慢や無理を重ねて、笑顔を絶やさず今までやってきたにも関わらず、

本当に可愛いし、本当に優しいんです。

私が何か失敗しても(大体一通り失敗します。はい。)

「よかよか!いっぱい失敗せれ!」とカラッと励ましてくれます。

私がお母さんたちだったら、、ともはや想像すらできません。

だから私はこの島のお母さんたちが大好き。

リスペクトせずにはいられません。

今まで頑張ってきた分、

「自分の好きなこと、たーーーくさんしてほしい。」とよく伝えます。

すると満面の可愛い笑みで

「だって私がおらんやったら、お父さん生きてられん!」と言います。

くうう、、!

お父さんたち、たくさん感謝しておくれ!

この記事を書いた人

ぐちゃん

出身地:大阪府富田林市
好きな食べ物:なんでもよく食べますが、納島に移住してからは「つきたてのお餅」の虜です。

マイブームは草刈りと焚き火です!