<4月編>農家にとっての大イベント

皆さま、度々こんにちは。

納島でお馴染みのおっションです。

前回の記事はくらぁーくて失礼いたしました。

本日は島のプチイベント、田植えです!!🌾

小値賀は、みんなが早期米です。

早期米とは、一般的な米よりも早い4月頃に田植えを行い、8月のいちばん暑い時期に稲刈りして出荷・販売するお米です。一般的な新米は10〜11月に収穫・販売しますが、それと比べると2ヶ月くらい早い収穫になります。

そしてそして、つい最近、納島でも田植えがひと段落つきました!!

私は去年の田植え時期は納島にいなかったのですが、

今回は、、、、なんと、、、私も米作りに挑戦します!!!!!

なので、今年は田植え時期に納島におりました。

田植えと言いましても、私は田植え機には乗らせないと言われていたので苗を運ぶ係です!

田植えは、ただ水を張ればできるというものではありません。

田んぼさんも苗子(なえこ)を受け入れる準備が必要です。

田んぼの下準備は主に4種類ありますが、今回私たちは一部はしょって行いました。



まず、、、

step1 田おこし 

田起こしは、土を乾かし、空気を混ぜ、均平な圃場にするための作業です。また、肥料やわらを混ぜ込み、地面に残った雑草の種などを地中に沈める効果もあります。


step2 荒代 

代かきは、田起こしの後、圃場に水を入れ、土を砕きながら、平らにならしていく作業です。最初に行う代かきを、荒代と言います。


step3 植代 荒代が終わったら、仕上げとなる植代を行います。
さらに土を細かく砕きながら、均平化し、田植えに最適な環境を整えます。

荒代と植代の間に中代(なかしろ)と言って、もう一度混ぜるお家もあります。

それでも、3回しか混ぜないのか。

と思ったそこのあなた!!!!

3回といえど3回ではないのです!

はにゃ???

ですよね。

ワンステップにつき、3回混ぜます。



余計にはにゃ??????

ですよね。

どういうことかと言いますと
「縦、横、縦」や「横、縦、横」といったように3回混ぜていきます。

農家さんにもよりますが、私たちは3回混ぜていました。

イメージつきにくいと思いますので動画を見ていただけると嬉しいです✨


こんな感じで田んぼの下準備をしていきます。

今回、私が混ぜた畑は8枚。

なかなかでしたね。笑

私が作るのは一枚ですが、お師匠さんのトラクターをお借りしているのでお師匠さんの田も混ぜさせていただきました!

こうして田んぼさんの準備ができたら、大体は2、3日おいて少し泥が固まってから、植えていきます!!

すぐに植えてしまうと泥が固まっていないので、苗子ちゃんがうまく固定されず、「あ〜〜〜れぇ〜〜〜〜」と流れていくのです。

私たちは時間と勝負のお師匠とともにするので、次の日に植えましたが、お師匠さんの田植え機がいいやつなのか、そこまで流れてはおりませんでした!

実際の田植えについては、この次の記事でみっちり紹介していく予定です⭐



農業をしていてしみじみ思うのですが、やはり、どんな産物もおいしさには手間があるなとひしひし感じます。

その魅力を私はもっと伝えていく必要があるなと思いました💪🔥



では、また次回の記事でお会いしましょう!

この記事を書いた人

お尚

出身地:滋賀県大津市
好きな情景:納島で見る夏の雲(ジブリに出てくるような雲)

納島でのファッションは、基本、島のおじさんにもらった物です!