納島×アート  #2

NOUSHIMA HOUSEに到着するやいなや

青いキャンバスをじっと観察するふたり。

このキャンバスの青は感光剤というものを数日前に

五十嵐さんが塗って置いておいたものです。

感光剤はシルクスクリーンやサイアノタイプ(日光写真)に用いられる液体です。

紫外線に反応して色が濃くなったり、反対に淡くなったり。

この下地のお陰で作品づくりを観察するのがより面白かったです。

理由は後ほど!

まず納島周遊がてら、島に自生している植物や海ごみを収集してきたおふたり。

今回はその収集物を画材やモチーフとして使い、作品を作る模様。

初めのふたりのルールは

ひとり一回ずつ、交互に絵を描いていく。

これもすごく観察していて面白かったです。

片方が描いた絵に

もう片方が影響されて絵を描き、それを繰り返していく。

ふたりとも言葉を介在させないコミュニケーションをずっと撮り続けていました。

なのでそれぞれ違う形を描いているのに

なんとも言えない良いバランスで作品作りが進んでいきます。

(つづく)

この記事を書いた人

ぐちゃん

出身地:大阪府富田林市
好きな食べ物:なんでもよく食べますが、納島に移住してからは「つきたてのお餅」の虜です。

マイブームは草刈りと焚き火です!